どうしよう

なんか…面白過ぎてワクワクする。

偶然拾った物が宇宙船と宇宙人のお姫様。

こんな非現実的な事が俺の前に起こるなんて…


(面白過ぎる!!)

現実主義者だと思われている俺だけれど、この広い宇宙に地球以外の星にだって生命体はいるだろう──と夢見るぐらいの浪漫は持ち合わせていた。

そもそも地球にしか生命体が存在しないという考え方の納得のいく答えを俺は訊いた事がない。

現にこうやって俺の目の前に宇宙船と思われる物体と生命体がいるのだから──

(俺は俺自身が目で見て触った物しか信じないんだ)

今までの退屈な日々に物凄いスパイスが加わったような気になって、俺は堪らない高揚感に襲われていた。



「コーセェブッシッ…という名前の秘薬、キリは知っていルか?」
「…」


【コーセェブッシッ】というのは恐らく抗生物質の事だろう。


確かに秘薬──といえなくもないかも知れないけれど、果たして未知の宇宙人に効くのかどうか?


全くもって確証のない話だ。


だけど


「知っていたら是非入手しタい!頼ム…お願いする」
「…」
「モチロンキリにはソれ相応の対価も支払う!だから…だからお願いスる」
「…」


(人というのはどうしてここぞという処で悪知恵が働くんだろうね)


弱い処を見せつけられると、其れを逆手に取りたくなるのは…

(俺が悪い人間だからなのだろうか?)



──俺の願いを叶えてくれたら薬をあげよう──




「あ…あっ」
「──ふっ」

実に陳腐で悪どい取引だと思ったけれど…


「ふぁぁ…あっあ、あ」
「…」

このお姫様は自分の体を俺に差し出してまでも薬が欲しいと云った。

「なンだ…あッ…舐められると…変ナ気持ちに…」
「もしかして姫様って、こういう事…初めて?」

手始めに首筋鎖骨、胸の頂を愛撫しまくっているけれど、其の反応の仕方が少し気になっていた。

「は、初メて…に決まってイる…ン、わらわは…王女…婚姻すル夫にしか…体ヲ赦さぬ掟だ」
「なのに俺としちゃっていいの?」
「こ、これハ…国家の存亡がかかっタ一大事ヲ回避すルためノ…緊急措置だ…」
「…」

目にいっぱいの涙を溜めて、歯を食いしばって羞恥に耐えている姿を見ていると如何に俺がこの姫様に対して酷い事をしているのかが解る。

(だけどダメだ…堪らない)

宇宙人の姫様という中二病っぽい肩書、そして其の香しい見目麗しき姿形。

そんなものを俺の前に晒しておいて何もしないという選択肢を選ぶほど俺はいい奴ではなかった。

「そうか、姫様は処女か…じゃあ俺が優しくして天国に連れてってあげるね」
「てん…ゴく」
「そう、気持ちいい事、沢山してあげるから」
「あ…あッ」

姫様の両足を大きく広げ其処に顔を埋めた。

「な、何ッ!」
「ふぅん…人間の女と変わらないんだね──此処も…ふっくらしているし」
「ヒゃぁ!」

クリトリスをグッと押すと姫様はフルッと身を悶えさせた。

(もしかしてこういう処、自分で触った事がないのかな)

性的に関する知識が皆無らしいのかも──と思った瞬間、俺の中には今までに感じた事が無かったゾクゾクとしたものが生まれて来た。

(どうしよう…滅茶苦茶に冒したい)

今までどんな女を抱いて来ても味わえなかった快感を今、この姫様に感じて仕方がない俺だった。


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